佛手佛心
この言葉は私が平成11年に開業した時に額に入れて治療室内に飾った言葉です。
元々、この言葉は辞書にはありません。この言葉には深〜い意味があります。私が昭和57年4月に入学した名古屋の中部柔整専門学院の校長である、今は亡き米田一平先生が造った言葉です。
本来は鬼手佛心・・・。広辞苑を紐解くと外科手術は体を切り開き鬼のように残酷に見えるが、患者を救いたい仏のような慈悲心に基づいているということだそうである。
米田先生は、メスは使わず、体一つで患者を治す柔整師の為に患者を思いやる優しい心を手技に込めなさいという教えを学生に指導したのです。当時、講義を受けながら「なるほどなぁ」と気持ちを新たにした事を思い出します。
開業して7年半、約4,500人の患者さんを診て来ました。
これからも佛手佛心!初心を忘れず患者さんの為に頑張っていこうと思う今日この頃です。